
2016年11月の乗用車車名別販売台数と軽四輪車通称名別新車販売速報を発表し、これまで11カ月連続トップのトヨタ「プリウス」を超えて、
日産自動車「ノート」が1万5784台を販売してトップになりました。
日産車が月間販売台数1位になったのは1986年9月のサニー以来、実に30年2ヶ月ぶりの快挙らしいです。
まあ12月は抜かれたけどねトヨタ強し!
て言うと約30年日産はヒット作を出してなかったとは意外でした。
遅くなったけど、年始のお土産貰うついでに月間販売台数1位の原動力なったe–powerを試乗して来ました。
*あくまでシエンタ乗りから見ての短時間試乗した感想です。人によっては感じ方は違うと思うのであしからず。
外装
e-power X ボディカラーはプレミアムコロナオレンジ。
マイチェンでランプがLEDになり、(オプション)。前後のバンパー、グリルが 変わりe-powerには青の線が入りました。電気で走りますよ〜って。
ヒネリがありません。
試乗車にはあまり選ばないような派手な色が多いのは何故?目立つからか?
一番売れるホワイト置いた方がいいんじゃないかと。
内装
マイチェンでステアリングが変わり高級感がでました。最近多く見られる下側が平らのD型。革の質感もコンパクトにしては手触りがいいと思う。
標準装備のナビ周りのピアノ調のパネルはいいですが、個人的にエアコンの操作パネルのデザインがイマイチ好きになれません。
ルームミラーから後ろを見た時、後ろ座席が見えないなって思ってたらオプションのスマートルームミラーが付いていました。
出典 日産自動車これは、後方カメラの画像がルームミラー部分に映し出されるというアイテム。
これで、ラゲッジルームに荷物をたくさん積んでも、後ろに乗っている人がいても後方の視界が妨げられることはないので見やすい。
だけどインテリジェントアラウンドモニター等のセットオプションで97200円。
抱き合わせオプションは高い。
出典 日産自動車メーターは左側にギアと走行モード、センターにスピードと燃費、右側にバッテリー、ガソリン残量表示されるファインビジョンメーターはシンプルで見やすい。
タコメーターがないのが違和感があるね。
サイドブレーキとサイドコンソールが普通のノート同様安っぽい。
走行性能について
最初から営業に言われるがまま、Sモードで走り出しました。
モード切り替えのスイッチはコンソールにあるので少し不便な感じがします。ステアリングに付いていた方がいい。


2Lターボ並みの加速と言っていますがそれほどではなく、個人的には2LNAくらい?前が空いていなかったのでフル加速できなかったのですがモーターのトルクはダイレクトで加速していくので速い。
Sモード、ECOモードは回生ブレーキが効くのでアクセルを離すと完全に止まるのでアクセルペダルだけで走れちゃいます。
自分も15分程度の試乗でしたが本当にブレーキを踏まずに帰って来れました。でも安心して下さい。ブレーキを踏まなくてもアクセルを緩めて強く減速されるとブレーキランプが点灯するのでオカマ掘られる心配は無さそうです。
走行フィールはは普通のノートより車重が重い為かどっしりしてると言うか安定しています。ハンドリングもコンパクトカーの軽さを感じさせないしっかりとしてスポーティーで、サスペンションは少し固めいうかひとクラス上の乗り心地って感じ。
走行中の騒音もコンパクトカーを超える静かで、充電のためにエンジンが始動してもインフォメーションパネルで確認できるレベルで、ガソリンモデルよりも吸音材を追加して静粛性を高くしていますが、それなりにモーターの音やロードノイズの方が聞こえてきます。所詮コンパクトだから仕方ないと言えばそれまでだけど。
まとめe-power グレードX 価格 195.9120円とグレードX ガソリンDIG-Sとの差が約22万円高、グレードXガソリン車の約46万円高となります。
ただの足として乗るならガソリン車で充分安く済むけど、e-powerを運転する事の楽しさ、気持ち良さを求めるなら高くはないと思います。
「ひと踏み惚れ」走りの面ではまさに惚れました。
アクセルペダルだけて走れて、加速も気持ちいいし走りもいい。燃費もいい。室内が広い。5人乗れる、コンパクトカーだから維持費も安い。全てがちょうどいい車。
残念な所は内外装をもうちょっと頑張って欲しかった。
最近の車と比べるとモデルが古く、やはりチープ感がただよってます。
フルモデルチェンジではなくてマイナーチェンジでe-powerを出してきたのは評価できるけど。
あと、セットオプションが高すぎ。
スマートルームミラーを付けるとアラウンドビューモニター、ヒーター付きドアミラー、踏み間違い衝突防止アシストやら付いてくるし、日産純正ナビを装着しないとスマートルームミラーは付かないので、人によっては要らない装備も付いてくるので、それはどうかなぁと思う。
それにグレードSなんてヒーターのみでエアコンが付いてないのなんて誰が買うんだ?
燃費達成の為に売る気のないグレード作るあたり燃費だけを気にする人が多いと言うか自動車メーカーがそうに仕向けたんじゃないかい?利益の出る車を売る為に。
しかし、日産が革新的な電気自動車を出してきた事は全車種e-powerを出したら面白いんじゃないかと。
燃費だけを気にするハイブリッドってやっぱり最初だけで運転しててもつまらないし、面白味なし。
やっぱり車を運転する事はただ道具を使うって事じゃなくてアクセルを踏みステアリングを切る気持ちよさ、嬉しさ、喜び、窓からの景色で四季を感じたり、あてもなくドライブしたいと思えるかが必要です。
なのでこれからの日産に期待しています。
試乗しなければ良かった点は去年シエンタ買う前にe-powerが出ていたら
これにしていたぐらいです。妻、子供を何が何でも説得して。
ありがとうございました。

日産ノートe-POWER
posted by side80 at 01:03|
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